Honey Love




「あ、もう授業始まっちゃうっ!!裕都って何組?」



『2組。』



わぁ〜。
隣だぁ。



「隣だねっ。じゃあ、休み時間はいつでも会えるじゃんっ。」



『そ、そうだな・・・。』



裕都、熱あるのかなぁ?
さっきからずっと顔が赤い・・・。



「裕都。」



『どーしたんだよ?』



裕都が振り向いた瞬間、おでこを触ってみた。



熱はないね。
良かった。



『うわっ!!な、何すんだよ!?』



あ、嫌だったんだ・・・。



「勝手に触ってごめん・・・。」



『別にビックリしただけだよ・・・。なんででこ、触ったんだよ?』



「顔がずっと赤いから熱があるのかと思って・・・。」




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