Honey Love




『メール来なかったから、待ちきれなくて来た。ウザいよな。ごめん。』



わざわざ来てくれたんだ・・・。



「全然ウザくないよっ!!むしろ凄く嬉しいっ!!」



いっつも裕都に来させてばっかりだな・・・。
もし一緒に帰っていいって言われたら、私から迎えに行こっ!!



「ねぇ、裕都。」



『ん?』



「今日さ・・・裕都と一緒に・・・帰りたいな・・・。ダメかな・・・?」



そう言うと裕都は今まで目を合わせていたのに急に反らした。



どうしたんだろ?
やっぱダメなのかな・・・。



『いいよ・・・///。』



「へ?いいのっ!?」



やったぁ〜!!!!
こういうのは言ってみるもんだねっ。



『じゃあ放課後迎え行くな。』



「ううん。今日は私が裕都を迎えに行く。」



たまにはね。



『マジで!?じゃあお言葉に甘えて。』



よっしゃっあ!!
なんか今の会話カップルみたいだったなぁ。
・・・って何考えてんだろ、私。
バカじゃん!!



「じゃあまた放課後ねっ。」



『おぅ。じゃあな。』



「ばいばい。」



そう言いながらお互い見えなくなるまで手を振った。




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