Honey Love
「秀、変わったね。ごめん。私、今の秀とは友達としても無理かも.....。」
『はぁ?何言ってんの?俺じゃなくてお前が変わったんだろ?話しになんねぇ。』
あぁ。
もう、ダメだ。
「そうだね。じゃあね、秀。裕都、行こ。」
『あ、あぁ。でも、いいのか?仲直りしなくても。』
「うん。いいの。最近、秀おかしいと思ってたし。頭冷やさないとね。」
『そっか。三浦の事が好きなんだな。』
「へ?好きじゃないよっ!!秀はただの友達っ!!」
今日付き合ったばっかりなのに秀の事好きなわけないじゃん。
『ふっ。そういう意味じゃなくて、友達としてってこと。恋愛だったら俺、ヤキモチ妬いてるし。』
そう言って、裕都はニコッと笑った。
そんな仕草にもドキドキしてしまう。
そんな話しをしていると私の部屋の前にたどり着いてしまった。
あれ?
いつの間に?
ってか、裕都に部屋の中見せられる状態じゃないのに....。
私のバカっ!!