恋スル手紙
終わりと言う名の序章
ブラックライトが白いシーツを妖しく照らす中、絶えず女の艷かしい声が響く。
どこまでが肌でどこからがシーツなのか、その区別がつかないくらい白く透き通った女の身体が横たわっている。
その女の上に覆いかぶさるような形で息を荒くしているのが、遠藤直樹。女とは対象的に健康的な黒い肌が、暗がりの部屋に溶け込んでいる。
直樹の身体は執拗なまでに激しく動き、女の身体を貫く。
「……彩香」
女の名前を呼ぶ直樹。返事はない。
どこまでが肌でどこからがシーツなのか、その区別がつかないくらい白く透き通った女の身体が横たわっている。
その女の上に覆いかぶさるような形で息を荒くしているのが、遠藤直樹。女とは対象的に健康的な黒い肌が、暗がりの部屋に溶け込んでいる。
直樹の身体は執拗なまでに激しく動き、女の身体を貫く。
「……彩香」
女の名前を呼ぶ直樹。返事はない。