涙のスイッチ
「…っ…っ…」
「わかればいい。早く風邪治せよ」
一一一ポン
温かく大きな手があたしの頭に触れた。
涙で霞む視界の先には、不器用に笑った迪也くんがいた。
「…っ…っ…。ごめんなさい…」
「わかればいい。早く風邪治せよ」
一一一ポン
温かく大きな手があたしの頭に触れた。
涙で霞む視界の先には、不器用に笑った迪也くんがいた。
「…っ…っ…。ごめんなさい…」