涙のスイッチ
「急に帰って来るからビックリしたわ。知らせてくれれば空港まで迎えに行ったのに。どうしたの?友樹さんには知らせてあるの?」
「母さん、いいじゃないか。帰ってきたいから来たんだ。それだけでいいだろ」
「うん…。お父さん、ありがとう」
涙ぐむママを見ておじいちゃんは何も言わず、あたしに笑顔を向けた。
「そうね。何かあってもなくても久しぶりに美和の顔が見れて嬉しいわ。今年のお正月は受験で会えなかったから。1年見ないと女の子って変わるわねぇ。美和、学校はどう?」
「うん…。まぁまぁ…かな」
「母さん、いいじゃないか。帰ってきたいから来たんだ。それだけでいいだろ」
「うん…。お父さん、ありがとう」
涙ぐむママを見ておじいちゃんは何も言わず、あたしに笑顔を向けた。
「そうね。何かあってもなくても久しぶりに美和の顔が見れて嬉しいわ。今年のお正月は受験で会えなかったから。1年見ないと女の子って変わるわねぇ。美和、学校はどう?」
「うん…。まぁまぁ…かな」