涙のスイッチ
彩菜と2人で教室に入ると、出席番号順だから席も近くて、あたしが前で彩菜が後ろ。
「あたし、さっきすごいかっこいい人見つけたんだっ」
「えーっ!彩菜には涼太くんがいるじゃない?」
「それがね、3日前に別れたの」
「はっ!?何で!?」
「だってー、所詮、中学生のつき合いなんて、先が見えてるでしょー?高校入って素敵な先輩見つけてさ、新しい恋を満喫した方が楽しいに決まってるじゃんっ」
「涼太くん、かわいそ…」
「うん、かなり凹んでた。でも、涼太もすぐ新しいカノジョ見つけるでしょ!」
「そうかなぁ…」
「大丈夫、大丈夫。涼太って立ち直り早いから」
「あたし、さっきすごいかっこいい人見つけたんだっ」
「えーっ!彩菜には涼太くんがいるじゃない?」
「それがね、3日前に別れたの」
「はっ!?何で!?」
「だってー、所詮、中学生のつき合いなんて、先が見えてるでしょー?高校入って素敵な先輩見つけてさ、新しい恋を満喫した方が楽しいに決まってるじゃんっ」
「涼太くん、かわいそ…」
「うん、かなり凹んでた。でも、涼太もすぐ新しいカノジョ見つけるでしょ!」
「そうかなぁ…」
「大丈夫、大丈夫。涼太って立ち直り早いから」