STAR☆*
―この傷は、ちっちゃい頃あたしが木から落ちた時に、心平が守ってくれて出来たんだ。
調子に乗って高いトコまで登って、降りられなくなって。
飛び降りても比較的安全な場所まで誘導してくれた。
それから、地面で先に降りて、両腕を広げて待ってて受け止めてくれた。
あの時、心平のコト信頼できる数少ない大切な人なんだって思った。
―もちろん、ちっちゃかった心平が受け止められるはずもなく。
あたしを包み込むように倒れて、肘に傷を負った。
縫うほどに。
このたくましい腕がなかったら…どうなってたかわかんない。
今年は日焼けした心平が見れないんだ…
なんかちょっと、寂しい気分。
日焼けした夏の心平は一層カッコいいのに。
調子に乗って高いトコまで登って、降りられなくなって。
飛び降りても比較的安全な場所まで誘導してくれた。
それから、地面で先に降りて、両腕を広げて待ってて受け止めてくれた。
あの時、心平のコト信頼できる数少ない大切な人なんだって思った。
―もちろん、ちっちゃかった心平が受け止められるはずもなく。
あたしを包み込むように倒れて、肘に傷を負った。
縫うほどに。
このたくましい腕がなかったら…どうなってたかわかんない。
今年は日焼けした心平が見れないんだ…
なんかちょっと、寂しい気分。
日焼けした夏の心平は一層カッコいいのに。