STAR☆*





しばらくの沈黙…。






「付き合って」

 あたしは勇気を振り絞って沈黙を破った。


あいまいになるのが嫌だったから。


ストレートすぎたのかな…。









「ごめん…無理」

 低い心平の声が耳から全身を駆け抜けた。


あたしは真っ白になった。


振られた…フラレタ?!


「今までどうり…幼なじみじゃだめかな?」

 チャリを降りて、心平が目の前に来た。


ードクンッ…ー


こんな目の前にいるのに、遠い。
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