本当の理由



『あと…何度も鳴らしてるんだけど…有紀…電話に出ないの…』



有紀…信じてあげられなくて…ごめんっ…



―――…


「それでさぁ―あの女自殺に追い込んだ!」

「確か椎名有紀でしょ?」


この声…細川…?


「え〜!どうやって!?」

「私がさぁ〜あの女が援交してるとか言ったら信じてくれた〜あれ全部嘘なんだよね〜」


…そうゆう事…か…


「きゃはは…っあ…!」

「ちょっと…レイっ!!」

「うっさいなぁ!な…っ…?!…木村君…っ…」


「…今の話本当なの?」


「…っ…そ、れは…!」

ダンッ!!

「っっ!!」

僕はキレそうで壁を殴った

「どうなの?」

「…ほ…本当だよっ!」

取り巻きらしい女が細川を裏切った。

「なっ…ゆみっ…?!」

「正直に言わないと…女でも僕は容赦しないよ…?」


ましてやこいつは絶対に許さない。




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