本当の理由
―有紀side
体が重たい…
「…んっ…」
てゆーか…私…何で…
手首を見ると包帯がまいてあった…。
するとサラッとしたものに触れた。
「へ…?!」
な…何で…?
「う…ん…?」
あ…起きちゃった…
「っ…有紀っ!!」
「ひゃぁっ…///!」
な…なに…///!?
何で木村…君…が…?
って…優くん…か…
「…有紀…」
「あっ…は…はい…?」
「クス…何で敬語なの…?」
あ…久しぶりに笑った顔…見たな…。
てゆーか…
「…き…木村、君…細川さんの…ところに…行かなくてもいいの…?
何となく聞いてみちゃった…。
「…細川に…何か言われたの…?」