只今恋愛学習中

「はっ!?!?!?いきなり何いってんだよ。」

「せやからー、どーせ暇やろ?奏太が会った女見にいこーやー。」

明良のヤツ、なに考えてやがる。
ふと横を見ると、なぜかニヤニヤして楽しそーな凛矢と目があった。

「いーなそれ!おもしろそーじゃん。行こーぜ。」

こいつら、俺のことそっちのけで話を進めていきやがる。
別にあんな女興味もつほどでもねーのに。

「おーい奏太ー。そんなとこ突っ立ってないでこっちこいよー。」

二人はもう掲示板の前にいって俺に手を振ってる。
ホントに俺のことそっちのけだな。

二人に少し遅れて、俺も掲示板の前に。来てみたものの、
前の女が邪魔で見えねー。
別に背がちーせーとかそんなんじゃなくて、なんとゆうか「存在」が邪魔な訳で、



「ちょい、邪魔なんだけど。どいてくれねー?」
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