†導かれる聖女†


そこで私の夢は終わる。
私の声が彼女に届けば
いいのにと……


目が覚めれば彼女と同じ孤独の中にいた。


草村に横たわる私は
ゆっくりと体を起こす。


『あの子は……
私と同じ孤独だった…』


私とあの子が出会う
未来はあるのだろうか?

あの子に会いたい…
だから私は彼女の未来を
占った。


私のもう一つの力で…









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