†導かれる聖女†
『せいぜい無知なままで
いればいい!!!!
そして歎け!!
それの存在がいかに自らの運命を左右する存在だったかという事を!!!』
ーガキンッ
漆黒の剣は長い鞭のように伸び、ダガーナイフを弾き返す。
「…これ以上お前とは
話が続かないらしいな…
なら死ね」
ーザシュッ!!!!
『グギャアアァァァッ!!』
ルークの剣によってアンデットはいとも簡単に消された。
「セシル!!ルーク!!
無事か!?」
部屋に慌ててティアネイが入ってくる。
「あぁ……
アンデットは殺した」
「セシルは?」
「眠っている」
すると、腕の中いるセシルの睫毛が揺れる。
セシルはゆっくりと
目を覚ました。
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