もしあなたの最愛の人がいなくなったらあなたは新しい恋できますか―――?

─────この気持ちどうしたらいいの?



陽斗はあたしを庇って死んだのに……。


あたしのせいなのに…。


あたしなんかが、
また恋する資格あるのかな?










ねぇ。陽斗。

あたしはまた恋をしていいのかな───??


しかも、あなたの弟…郁に…。




陽斗…。あなたは今でもあたしを好きでいてくれていますか?


あなたは、あたしを今でも見守ってくれていますか───?



ねぇ、陽斗…。あなたは今でも、あたしと過ごした二年間を覚えてくれていますか?



陽斗……。
あたしは、郁を好きになりました。この気持ち隠した方がいいですか──?

ねぇ。
陽斗………。
あたしの声あなたに聞こえてますか?
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