もしあなたの最愛の人がいなくなったらあなたは新しい恋できますか―――？

───４月───

よく晴れた４月。


あたし、
山本 沙弥

今日から、高校３年生。


「沙ー弥ー！おっはよぉー」

ぼふっ


抱き着いて来た、小柄で小さい女の子─────水川あみな
「あみな…おはよう！」

「沙弥と同じクラスだったよ！」

「もぅ見てきたの？速いね？あみなとおんなじクラスでよかったー！」



あみなと同じクラスで
よかった────────。。


「高校３年生かぁ。なんか実感ないね？」

「まぁね。しかもあみなは、小柄だから、中学生に間違えられるから、余計にないんぢゃない？」

「えー。沙弥ひどぉい」

拗ねたように、頬を膨らますあみな…
可愛いっ！


↑変態みたいだね？（笑）