BOND
「裕!よくも騙してくれたわね!!!」


「「っ!」」




俺は越智を見た。




越智はさっきまでと打って変わって、怒っている。




「友‥?思い出したのか‥?」





焦る本倉。





俺は越智を見つめた。




「私たち別れてるはずだよね!?」


「…。」




本倉は目を逸らし、焦っている。



「どうしてこんなことするの!?」





フッ。




“越智に戻った。”






俺はクスクス笑った。





「何とかいいなさいよ!」


「友!みんなの注目の的だよ。」




菊池が止めに入る。
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