BOND
私片付けは得意なんだぁ。





ふふ。




「キレイになった。」




私はベッドを背もたれにして床に座った。





そのとき勇人が戻ってきた。




「‥あれ?」




入ってすぐ立ち止まる勇人。




その姿が可愛くて私は笑ってしまった。





「勇人、座って。」




まるで自分の家のように言ってしまった。




ま、いっか。



「え、あの短期間で片付けってできるもん??」



「私の手にかかればね。」



「すげぇ。」




勇人は周りをキョロキョロする。





そして私の隣に座った。
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