BOND
放課後



私たちは4人で教室を後にした。




そのとき。



「武藤先輩!」




後ろから声がしてみんなが振り返った。





そこに立っていたのは可愛らしい女の子。





顔を赤くして、恥ずかしそうに快を見た。




「快、私たち先行ってるね。」


「ん。すぐ行く。」




私と明、吉瀬くんは快を残し、その場を後にした。




「あれ絶対告白だな。」


「だよね!」



明と吉瀬くんがそんな会話をする。





やっぱ告白だよね‥。




快は何て答えるのかなぁ‥。







私は気になって仕方なかった。



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