BOND
すると明と吉瀬くんも来た。



「武藤くんもやろう!」


「やらないし。」


「ふ~ん。友がしたいって言ってたよ?」



ニヤッと笑いながら言う明。




「ちょっ!明何言って「じゃあ、やるか。」


「え!?」



ニコッと笑う快。




嘘でしょ?




フッと笑う快を合図に私は走った。




「何で―――!?」



後ろから快が追ってくる。





後ろの方から明と吉瀬くんが大笑いする声が聞こえた。






私はグラウンドを抜けて正門を潜った。





そのときこけそうになった。



「わっ!!」




でも後ろから快が抱きしめてくれてこけることは免れた。




「快///」
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