BOND
二人が入った後、私たちは入ったフリして隠れておく。




そして出口の方から何気に出てくると。






完璧。






「何で男二人で入らなきゃなんないわけ?」




快が眉間にシワを寄せて言った。




「アイスのため!」




明がニコッと笑う。




「「…。」」





男二人は絶句。




「わかったわかった。俺が奢るから、明、入るぞ。」




呆れたように吉瀬くんが言った。



「「言ったね!!」」



「え?」



私と明は顔を合わせガッツポーズをした。





「じゃ、入ろう!」
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