BOND
丸いテーブルにつき、私はキャラメルバニラ、明はチョコバニラ、吉瀬くんは抹茶バニラ、快はアイスコーヒーを堪能する。






「おいしいっ。」




幸せ。




「友ちょっと頂戴。」


「いいよ。」



私は明の口にアイスを持っていった。




パクッと食べる明。




「おいしいっ。友も、はい、あーん。」





私は明のアイスを一口食べた。




「ん~チョコもいいね。」


「だよねぇ。」





快は私たちを見て微笑んだ。




快はブラックを飲んでいる。




「快、甘いの嫌い?」


「ん。」


「じゃあ、あーん。」


「いや、話聞いてたか?」


「ほら。」



私は快の口元にアイスをもっていく。
< 201 / 432 >

この作品をシェア

pagetop