BOND
「大丈夫。」


「何が?」




一向に食べない快。




「じゃあ友ちゃん、俺がもらう。」



「えっ。」





私の手を持ち吉瀬くんが自分の口へ持っていこうとする。





すると快がそれを止めて快の口に持っていった。





それを見て明と吉瀬くんが笑った。




「あははっ!快可愛い。」


「黙れ。」




私は嬉しくて快の顔を覗き込んだ。



「見んな。」


「おいしいでしょ?」




軽く頷く快が可愛い。




あぁ‥好き。






大好き。
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