BOND
「ラストはやっぱりこれでしょ。」



明が大きな観覧者を見上げ言った。





「だね!」




私と明は手を繋いで列に並んだ。





「友、頑張りなよ。」


「え?」


「これはさすがに二人で。でしょ?」


「っ///」




私の耳元で囁く明。





急にドキドキしてきた。





告白のチャンスだよね。




でも、いざとなるとすごく緊張する。





「友可愛い。」




頭を撫でる明。



「ちょっ!からかわないでよ//」




こっちは緊張マックスなんだから。
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