BOND
私はテンパってて言いたいことが言葉にできない。




「あぁ。俺の夢が一歩近づいた。」


「嘘っ!すごい!」


「事務所で友美見かけたけど、忙しそうにしてたから。」


「っ‥。」




私は嬉しくて涙が溢れた。




夢が叶ったね。




まさかサントラに快の曲が使われていたなんて。





嬉しすぎるよ。





お互いのデビュー作だね。





「友美、俺らは何があっても離れられない。」



「うんっ。そうだね。」





忙しくてなかなか会えなくても、繋がってる。






「これからもずっとな。」



「うんっ。」






この道を選んだこと、不安に思ってたけど、今は違う。





この道を選んでよかった。




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