BOND
―――――――――‥

数日後



私は卒業式に出ていた。





式が終わったらすぐに仕事に行かなくちゃならない。






式中、私は快を見つめていた。






快‥本当はゆっくり話がしたい。





でも時間がない…。






はぁ…。













快がステージに上がり、答辞を読んでるとき、私は号泣した。







快と沢山の思い出が詰まった学校。







入学式の日は寝てて、快に見られてたんだよね。







裕が転校してきたとき、快の気持ちを知って、私の心は動いた。



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