BOND
「あ、悪い友ちゃん、俺仕事中だから、切るな?」


「…。」






私はぐったりと手を下した。







快が…パリに‥?





「友ちゃん!そろそろ出番よー!」



「っ…あ、はい。」







それから私は心ここに在らず状態だった。



















家に帰ってももぬけの殻。












何も考えられない。













快はどうして言ってくれなかったの?
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