BOND
快SIDE


「社長、お兄様からお電話です。」


「繋いで。」


「はい。」





俺はパソコンをたたきながら電話に出た。




「快。」


「はい。」


「久しぶりだな。」


「何か用ですか。」


「今日の最終便でそっち行く。迎えに来てくれ。」


「‥フッ。兄貴ならこっちの地理はわかってるだろ。」


「いいから。」


「‥わかった。最終便だな。」


「あぁ。」



はぁ。




変な兄貴だな。






俺は仕事を着々と熟した。



















―――――――‥
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