BOND
私は窓を開けた。



「友―!」





明と勇人くんが私に向かって手を振っている。






私は急いで下に降りた。






玄関を出て二人の前に立つ。




「どうしたの?」


「友、早く着替えて着替えて。」


「え?今日オフなのにー。」


「いいから。」




私は明に背中を押され、再び自分の部屋へ。







着替えをし、髪を整え、メイクをし…。





「よし、行くよ。」


「どこに?」




フフッと笑う明が怖い。
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