青春途上中〈2〉
「調子に乗んなよ、ブ「人の女に何してんだ?」

怒気のオーラが半端ない。
すでに苛ついてたのもあって、伊崎の姿を見て男は逃げてしまった。

「…い…ぎゃぶ!」

真っ直ぐに向かってくる伊崎は松橋の思いっきり頭を掴んだ。

「うろうろと一人でしてんじゃねぇぞ。
そんなに野郎共に尻尾振りたいか?」

「何、言って…」

「あ?俺だけじゃ満足出来ねぇか?」







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