青春途上中〈2〉
全部俺のもの
机の上に無造作に置かれた携帯が、震えだした。
「誰の携帯だ?」
「篠原だねぇ~」
携帯の持ち主は向こうのソファーにある方で真山や忍達とカードゲームに興じている。
「篠原ー!携帯鳴ってたから返しとくね」
「あ?おお」
祥太の問題発言に篠原は、ごく当たり前のように返事をした。
「祥太、それ篠原のだよね」
「え?うん。
俺が、あげたやつだよ」
「誰の携帯だ?」
「篠原だねぇ~」
携帯の持ち主は向こうのソファーにある方で真山や忍達とカードゲームに興じている。
「篠原ー!携帯鳴ってたから返しとくね」
「あ?おお」
祥太の問題発言に篠原は、ごく当たり前のように返事をした。
「祥太、それ篠原のだよね」
「え?うん。
俺が、あげたやつだよ」