青春途上中〈2〉
祥太は篠原を携帯を平然と開きメール返している。

「えぇ!?篠原怒るだろ」

「篠原のものは全部俺のものだから」

祥太の満面な笑顔が、伊崎と松橋を凍らした。

「あ!でも松橋や忍のメールは俺見てないから安心して」

祥太は席を立ち篠原達のもとへ駆け寄っていった。

「お前は俺を選んで正解だったな」

「てめぇも祥太と変わらねぇよ!!!」

伊崎が祥太よりマシで良かったと胸を撫で下ろしたのは言うまでもない。



●end…………?…●




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