青春途上中〈2〉
「え?何?俺とエスケープしたいの?もう松橋ったら☆」

「は?え?おいっ!!!」

祥太のテンションに何も反応が出来ない。

そのまま腕を掴まれ引っ張られる状態で何処かへと消えていく。

それを呆然と忍と篠原は二人を眺めているだけだった。

「何ッスか、あれ?」

「ほっとけ、ガールズトークだろ」

「祥太さんは男っス」






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