青春途上中〈2〉
「松橋、伊崎と一緒にいな?」
伊崎が気になって迷ってると祥太は気付いて声をかけた。
「で、でも…」
「今の松橋はスイッチ切り替わってないっしょ?」
また皆の迷惑をかけてしまったと何も言えず唇を噛んだ。
「雑魚相手ぐらいは松橋に倒してもらわないと、お母さんは困るけど」
「いつ母親になったんだ」
「前々からです」
祥太は肩をポンっと叩いて「頼んだよ」と言って離れた。
伊崎が気になって迷ってると祥太は気付いて声をかけた。
「で、でも…」
「今の松橋はスイッチ切り替わってないっしょ?」
また皆の迷惑をかけてしまったと何も言えず唇を噛んだ。
「雑魚相手ぐらいは松橋に倒してもらわないと、お母さんは困るけど」
「いつ母親になったんだ」
「前々からです」
祥太は肩をポンっと叩いて「頼んだよ」と言って離れた。