黒龍
聞いたら、『繫華街の路地裏で人が怪我をして倒れている』と

電話があったらしい。そこへ行ってみると傷だらけの俺が倒れていて、すぐに病院に
運ばれたらしい…。

そこには、他に人は居なかったと教えてくれた…。

俺は、繫華街の奴や路地裏で探したが居なかった。

だが、たった一つの手掛かりの“黒龍の姫”という言葉を出すと色んな噂を聞いた。

『人を殺さないが、凄く強い。』

『あいつは只者ではない。』

『格好は男だけど、実は女では?』

と、様々な噂があったがどれもただの噂に過ぎなかった。

だが、誰もその顔を見たものは居なかった。

そんな時に、朱雀の総長と出会った。

最初は、どうでもよかった。

けど、度々会うと喧嘩の仕方やたわいのない話をするたびに楽しくて良く一緒に喧嘩もした。
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