甘きゅん【完】
んなこと言われても知らないし!
つーか、できないもんはできない!!


「ふんっ!」


顔を上げて、思いっきり開き直るあたしの二の腕をつかみ、


「来いよ」


九条くんはあたしを引きずるように部屋に連れていき、


「反抗しようなんて気ぃ起こさねぇように、調教してやるよ」


ドサっと、あたしをベッドに突き飛ばした。

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