恋する事件簿【完】
私が那維斗を見ると、口元を手で押さえ、笑いを堪えてる。
…何、この2人…;;
私が戸惑う中、茶色の巻き巻きヘアーの女が一歩、前に出て来た。
「本庁で交通課で2年、勤務をしてました、井川鳴ーイガワメイーと申します。まだまだ新人ですが、よろしくお願い致します」
「「“井川”」」
私と母親の声が被った。
現在の次長だ。
長官は今、お祖父様の部下だった人。
「ちなみに井川は、難波とペアだ。プライベートでも、“ペアになって欲しい”という、次長からの願いだ」
「「はぁぁ!?」」
私と母親は、叔父さんを睨み付けながら叫んだ。
いくら両親にしか話してないとは言え、何なわけ?
…何、この2人…;;
私が戸惑う中、茶色の巻き巻きヘアーの女が一歩、前に出て来た。
「本庁で交通課で2年、勤務をしてました、井川鳴ーイガワメイーと申します。まだまだ新人ですが、よろしくお願い致します」
「「“井川”」」
私と母親の声が被った。
現在の次長だ。
長官は今、お祖父様の部下だった人。
「ちなみに井川は、難波とペアだ。プライベートでも、“ペアになって欲しい”という、次長からの願いだ」
「「はぁぁ!?」」
私と母親は、叔父さんを睨み付けながら叫んだ。
いくら両親にしか話してないとは言え、何なわけ?