恋する事件簿【完】
「次に兄役を、私の同僚である、難波に頼むとします。
しかし、彼は右利き。一発で綺麗に左側に傷を残せるでしょうか?平行には振り落とせるでしょう。けど…傷は刃先が少し下を向いてる。
犯人は身長180センチ程で、左利きの男。職場の人間です」
「何か確証はあるのかね」
「さすが管理官、ありますよ。
被害者の男性は、友人が多数いたと書類にありました。でも、時にも揉める。調査して、損はないかと」
私は席に戻り、書類を纏めた。
後は逮捕の結果を待つだけ。
兄貴が持ってた過去の捜査資料を読んでて正解だった。
まさか、役に立つとは。
しかし、彼は右利き。一発で綺麗に左側に傷を残せるでしょうか?平行には振り落とせるでしょう。けど…傷は刃先が少し下を向いてる。
犯人は身長180センチ程で、左利きの男。職場の人間です」
「何か確証はあるのかね」
「さすが管理官、ありますよ。
被害者の男性は、友人が多数いたと書類にありました。でも、時にも揉める。調査して、損はないかと」
私は席に戻り、書類を纏めた。
後は逮捕の結果を待つだけ。
兄貴が持ってた過去の捜査資料を読んでて正解だった。
まさか、役に立つとは。