恋する事件簿【完】
私は頭を抱えた。

父親か母親を連れて来れば良かった。



「あ!2人とも!叔母さん家にご飯を食べに、行かないとね!!;;」



…もう、帰ろう。

それが良いね;;



「え、バナナは?」



「じいちゃん、バナナは忘れてよ!;;」



「じゃあ、織姫と千葉君にでもやるか」



「うん。そうして。
那維斗、行こう」



「あぁ。お邪魔しました」



「また来て下さいね」



…しばらく来ないと思います;;



「はい、苺」



「ありがとう;;」



…苺は忘れてなかったんだね;;

私はじいちゃんから苺を受け取り、逃げるように飛び出した。
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