恋する事件簿【完】
「母が…野神が後から来ますが、仕事に上司も部下も関係ないでしょ?」
「これはな、どちらが担当するか、話し合いが必要な事なんだ」
「課長さんは実績を上げたいだけじゃないですか?」
だとしか思えない。
そんな私に、「これだから、若い連中の集まる木ノ島は嫌いだ」と言われた。
それには通子さんや坂田までイラッとしたようだ。
「若いから、何なんですか?
私たちは火事の特定をしに来た。それなのに“若い”というだけで、邪険にされる筋合いはないっ!!
木ノ島の刑事を馬鹿にしてんじゃねぇよ――ッ!!」
私は課長を殴り飛ばした。
「これはな、どちらが担当するか、話し合いが必要な事なんだ」
「課長さんは実績を上げたいだけじゃないですか?」
だとしか思えない。
そんな私に、「これだから、若い連中の集まる木ノ島は嫌いだ」と言われた。
それには通子さんや坂田までイラッとしたようだ。
「若いから、何なんですか?
私たちは火事の特定をしに来た。それなのに“若い”というだけで、邪険にされる筋合いはないっ!!
木ノ島の刑事を馬鹿にしてんじゃねぇよ――ッ!!」
私は課長を殴り飛ばした。