恋する事件簿【完】
「うん。苺愛から連絡が着てな。
“どうしましょうか”って。
決まってるよな。孫娘を守るのは私だろうも」
…え、そうなの?
私は父親が座ってた椅子に座るお祖父様を見た。
「殴ったって良いじゃないか。人間だもの」
「お父様?;;」
「間違えたよ、賢。
殴ったって良いじゃないか。
仕事はちゃんとしてたんだ。
だいたい、男が殴られた位で騒ぐのがおかしい。北斗君ならわかるだろう。苺愛に殴られてそうだしな。
あははははは…」
ーーバン…ッ
「殴ってないですよっ!!」
お祖父様の大きな笑い声が響いた時、母親が飛び込んで来た。
“どうしましょうか”って。
決まってるよな。孫娘を守るのは私だろうも」
…え、そうなの?
私は父親が座ってた椅子に座るお祖父様を見た。
「殴ったって良いじゃないか。人間だもの」
「お父様?;;」
「間違えたよ、賢。
殴ったって良いじゃないか。
仕事はちゃんとしてたんだ。
だいたい、男が殴られた位で騒ぐのがおかしい。北斗君ならわかるだろう。苺愛に殴られてそうだしな。
あははははは…」
ーーバン…ッ
「殴ってないですよっ!!」
お祖父様の大きな笑い声が響いた時、母親が飛び込んで来た。