恋する事件簿【完】
…今日は平和だな…。
火事も小規模だし。
ーーピーッピーッ
なのにいきなり、サイレンがなった。
平和だったのは、何かの前触れだったのだろうか。
「何…」
聴いた事がない音に、私は驚いて立ち上がった。
生活安全課の人たちと目が合う。
『署内に爆弾を仕掛けられた。直ちに避難せよ。繰り返す。
署内に爆弾を仕掛けられた。直ちに避難せよ。直ちに避難せよ』
…爆弾?
逃げようとした私の前に、冬なのに汗だくの案内課の人。
「山下主任は!;;」
「夜勤だったから休み」
「爆弾処理の資格した刑事は…;;」
「出勤者では出払ってる…私は…落ちたし」
私は電話を見た。
火事も小規模だし。
ーーピーッピーッ
なのにいきなり、サイレンがなった。
平和だったのは、何かの前触れだったのだろうか。
「何…」
聴いた事がない音に、私は驚いて立ち上がった。
生活安全課の人たちと目が合う。
『署内に爆弾を仕掛けられた。直ちに避難せよ。繰り返す。
署内に爆弾を仕掛けられた。直ちに避難せよ。直ちに避難せよ』
…爆弾?
逃げようとした私の前に、冬なのに汗だくの案内課の人。
「山下主任は!;;」
「夜勤だったから休み」
「爆弾処理の資格した刑事は…;;」
「出勤者では出払ってる…私は…落ちたし」
私は電話を見た。