恋する事件簿【完】
「…止まったよ…」
屈んでる那維斗を見上げた。
一度、頷いた那維斗だけど、爆弾を見た。
つられて見れば、“1:00”からカウントが再スタートしていた。
「何で…?」
「4年前の爆弾事件と同じね」
「芽依実、退いてろ」
母親と叔父さんが、いつの間にか戻って来ていた。
「これを切ると、本当の爆弾タイマーがスタートする。けど、切らなければ、5分で爆発だ」
叔父さんは液晶を分解し始めた。
母親は誰かに電話をしてる。
「私。4年前と同じ爆弾が署に仕掛けられたの。北斗、前はどの線を切った?」
それはすぐ、父親だとわかった。
屈んでる那維斗を見上げた。
一度、頷いた那維斗だけど、爆弾を見た。
つられて見れば、“1:00”からカウントが再スタートしていた。
「何で…?」
「4年前の爆弾事件と同じね」
「芽依実、退いてろ」
母親と叔父さんが、いつの間にか戻って来ていた。
「これを切ると、本当の爆弾タイマーがスタートする。けど、切らなければ、5分で爆発だ」
叔父さんは液晶を分解し始めた。
母親は誰かに電話をしてる。
「私。4年前と同じ爆弾が署に仕掛けられたの。北斗、前はどの線を切った?」
それはすぐ、父親だとわかった。