恋する事件簿【完】
「今日、金曜日か。1時を過ぎたら鳴るよ。“酔っ払いが暴れてます”って」
「それで刑事が駆り出されるとか、木ノ島はおかしいやろ」
「私に言われても…」
那維斗は母親から差し入れられたお弁当と、カップラーメンを食べながら、「それもそうやな」と頷く。
関西は飲み屋街が多いから、交番での夜勤人数が4・5人と居て、わざわざ署から応援は来ないらしい。
木ノ島の管轄は、わりと飲み屋は少ないから、カラの交番も多くて、私たちの出勤回数が増やされる。
「クリスマスイブさ、私の誕生日なんだけど」
「主任が俺らを非番にしてた」
…お父さん;;
なかなかやりますね;;
「それで刑事が駆り出されるとか、木ノ島はおかしいやろ」
「私に言われても…」
那維斗は母親から差し入れられたお弁当と、カップラーメンを食べながら、「それもそうやな」と頷く。
関西は飲み屋街が多いから、交番での夜勤人数が4・5人と居て、わざわざ署から応援は来ないらしい。
木ノ島の管轄は、わりと飲み屋は少ないから、カラの交番も多くて、私たちの出勤回数が増やされる。
「クリスマスイブさ、私の誕生日なんだけど」
「主任が俺らを非番にしてた」
…お父さん;;
なかなかやりますね;;