恋する事件簿【完】
「公務執行妨害と、暴行罪で連行。どこの組の方ですか?」
「【阿笠ーアガサー組】」
「わかりました。貴方たちは連れて行かないから、そんな警戒しなくても良いから」
手錠を出し、進の背後から近付いた。
「0時23分、逮捕」
ガシャッと右手首に手錠を掛けた。
しかし、「元カレに手錠か…」と、進が振り返って来る。
「だったら何」
「プライドが高い山下芽依実が、“何”だと?かつて付き合った男が逮捕。汚点だろ」
「確かに」
両手に手錠を嵌め、進を見た。
そして思った。
「【阿笠ーアガサー組】」
「わかりました。貴方たちは連れて行かないから、そんな警戒しなくても良いから」
手錠を出し、進の背後から近付いた。
「0時23分、逮捕」
ガシャッと右手首に手錠を掛けた。
しかし、「元カレに手錠か…」と、進が振り返って来る。
「だったら何」
「プライドが高い山下芽依実が、“何”だと?かつて付き合った男が逮捕。汚点だろ」
「確かに」
両手に手錠を嵌め、進を見た。
そして思った。