恋する事件簿【完】
私は車を降りると、すぐに門を明けに行った。

組を守ろうとしてる下っ端であろう組員が6人、立ってる。



「9時20分。【阿笠組】全組員を殺人・殺人未遂の容疑、危険物取り扱いの条例違反の両件で逮捕。
抵抗する者に対しては発泡も辞さない」



私は両親を見た。

2人は組長室に向かわせる。



「ここは任せた。那維斗、坂田、行こう」



抵抗を見せない6人は、制服組に任せた。

中に入り、大人しいヤツは外に出して行く。



「退け!!」



1人の男が木刀を振りかざして来る。

ーードカッ



「お前が退けや」



私が殴る事なく、那維斗に顔面を蹴られて居た。
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