恋する事件簿【完】
頭を下げて立ち去るケーキ屋さん。
私はリビングに戻り、電気を点けた。
テーブルに箱を置き、絨毯に直接、座って袋のシールを剥がした。
中からは、薄紫の封筒と、白い箱。
白い箱の中にはジュエリーボックス。
パコッと開けば指輪が。
…え…?
ダイヤの輝く指輪に、私は言葉が出ない。
…コレ…那維斗が…?
私は箱を膝に乗せて、封筒を開いた。
雪だるまが描かれた、1枚のレター用紙。
「那維斗…っ…」
朝、手ぶらだったのは、このサプライズの為だったんだろう。
口元を手で押さえ、嗚咽を堪えた。
那維斗がこんな事するなんて。
意外で驚き。
喜びに、涙が溢れた―――……。
私はリビングに戻り、電気を点けた。
テーブルに箱を置き、絨毯に直接、座って袋のシールを剥がした。
中からは、薄紫の封筒と、白い箱。
白い箱の中にはジュエリーボックス。
パコッと開けば指輪が。
…え…?
ダイヤの輝く指輪に、私は言葉が出ない。
…コレ…那維斗が…?
私は箱を膝に乗せて、封筒を開いた。
雪だるまが描かれた、1枚のレター用紙。
「那維斗…っ…」
朝、手ぶらだったのは、このサプライズの為だったんだろう。
口元を手で押さえ、嗚咽を堪えた。
那維斗がこんな事するなんて。
意外で驚き。
喜びに、涙が溢れた―――……。