恋する事件簿【完】
私たち4人が睨み合いのような、話し合いのような事をしてる中、両親がまたベタベタしてる。
私のお口の恋人を、母親が開封して、父親に差し出してる。
普通に生活してても、離婚はしないって、わかってたけど。
「俺も彼女が欲しくなるな。
理想としては、お袋を越える女が…」
「居るわけねぇだろ」
兄貴のセリフをカットインした父親。
兄貴は「そんな事ない!」と、珍しく噛み付く。
「芽依実がそうですからね」
「「「『……』」」」
那維斗らしからぬ発言に、思わずみんな固まった。
…パパ、おかしいでちゅね…?;;
思わず心の中で、赤ちゃんに語り掛けた。
私のお口の恋人を、母親が開封して、父親に差し出してる。
普通に生活してても、離婚はしないって、わかってたけど。
「俺も彼女が欲しくなるな。
理想としては、お袋を越える女が…」
「居るわけねぇだろ」
兄貴のセリフをカットインした父親。
兄貴は「そんな事ない!」と、珍しく噛み付く。
「芽依実がそうですからね」
「「「『……』」」」
那維斗らしからぬ発言に、思わずみんな固まった。
…パパ、おかしいでちゅね…?;;
思わず心の中で、赤ちゃんに語り掛けた。