恋する事件簿【完】
「しっかし、予定日が芽依実の誕生日とは不思議だな。
難波の計算かかー?」
叔父さんが那維斗の顔を覗き込む。
私も見てると、那維斗は「全く」と答えた。
…何だ。
計算だったら、“凄い”って感動したのに。
「逆算すると、退院直後にヤった事はわかったな」
「お義兄さん」
「口を慎んだら?」
那維斗と兄貴を睨んだ。
…まぁ、図星ですから!
みんなの前で言われたら堪りません!!
「やるなー、2人とも!」
「叔父さん――ッ!!」
この身内、本当に勘弁して欲しい。
難波の計算かかー?」
叔父さんが那維斗の顔を覗き込む。
私も見てると、那維斗は「全く」と答えた。
…何だ。
計算だったら、“凄い”って感動したのに。
「逆算すると、退院直後にヤった事はわかったな」
「お義兄さん」
「口を慎んだら?」
那維斗と兄貴を睨んだ。
…まぁ、図星ですから!
みんなの前で言われたら堪りません!!
「やるなー、2人とも!」
「叔父さん――ッ!!」
この身内、本当に勘弁して欲しい。