恋する事件簿【完】
「じゃ、自己紹介な!」
叔父さんが父親を見て、「一番」と言うと、嫌そうな顔をした。
目立つの、嫌いだから。
「主任の山下」
「北斗は私の旦那さん!無愛想だけど気にしないで?あ、私は山下苺愛。仕事では旧姓の野神を使ってます。よろしくね」
父親のフォローしながら自己紹介をした母親。
…本当、ナイスコな性格だよ。
「山下守優。29です」
「守優の同期、坂田心ーシンーです。30です」
「山下芽依実、27歳です。
まだ1年目ですが、どうぞよろしく」
私は挨拶を済ますと、煙草を銜えた。
母親は警察学校時代に辞めたらしいけど、私には禁煙は向かない。
叔父さんが父親を見て、「一番」と言うと、嫌そうな顔をした。
目立つの、嫌いだから。
「主任の山下」
「北斗は私の旦那さん!無愛想だけど気にしないで?あ、私は山下苺愛。仕事では旧姓の野神を使ってます。よろしくね」
父親のフォローしながら自己紹介をした母親。
…本当、ナイスコな性格だよ。
「山下守優。29です」
「守優の同期、坂田心ーシンーです。30です」
「山下芽依実、27歳です。
まだ1年目ですが、どうぞよろしく」
私は挨拶を済ますと、煙草を銜えた。
母親は警察学校時代に辞めたらしいけど、私には禁煙は向かない。